生でも加工しても美味しいりんご
バラ科の落葉高木で、春に白色の花をつけ、秋に実がなります。りんごは人類にとって馴染みが深いもの。紀元前からトルコやヨーロッパで栽培されていました。日本では平安時代から栽培されていましたが、その頃のりんごは「和りんご」と呼ばれ、果実は小さく、今のりんごとは異なるものでした。現在私たちが食べているりんごが栽培され始めたのは明治初期のこと。アメリカから伝来し、北海道や東北地方などの寒冷地を中心に栽培されてきました。
現在日本で作られているりんごのほとんどは、日本で品種改良されたものです。中でも「ふじ」は、日本のりんご生産量の半分以上を占めています。
果肉は甘酸っぱく香り高いのが特徴です。そのまま食べるほか、加工品としてジャム・ジュース・酒などに使用されます。
美味しいりんごの見分け方は、皮につやがあり実が引き締まっており、さわやかな香りを放つものを選ぶこと。
よくある勘違いで、りんごの表面がつやつやしているものをワックスだと思う人が多いようですが、これはりんごが表皮を保護するために発している「ろう物質」です。
平成14年産りんごの収穫量と出荷量(農林水産省)
保存方法
水分が蒸発しないようにビニール袋などに入れて密閉し、冷暗所や冷蔵庫に保存しましょう。長期保存の場合には、ビニール袋の中に新聞紙を入れましょう。新聞紙がりんごの呼吸によって発生する炭酸ガスや水滴を吸い取ってくれるので、長持ちします。